八甲田山/SIA山岳スキー合宿参加

内容
3日目、最終日。
相変わらず風は収まらない。この日もロープウェイは運休なので、睡蓮沼ルートで仙人岱ヒュッテまで登り、酸ヶ湯に降りてくるコースに行くことになった。
そこでバスで傘松峠のバス停まで送って貰うことになった。ゲートは9時まで開かない。早めに出発してしまったので途中でゲート待ちの渋滞にはまった。
やがて睡蓮沼に到着。大集団で登り始めた。
ガイド隊長の其田さんが先頭で石倉岳の裾を回って風を避けつつ進むルートを取った。
竹竿は雪原の真ん中から硫黄岳の稜線に立っていた。竹竿に沿っていくと終始かなりの強風を受けることになりそうだった。
だが、我々は後から風を受けて歩くのであまり疲れることもなく、進んだ。
後半から仙人岱直下の沢に入って風を避ける。ただ、時々風が回るので何人かは吹き飛ばされていた(!)。最後は少し斜面を回り込んで、あっけなく仙人岱ヒュッテに到着。
さすが八甲田の山を知り尽くしたガイドさんのコース取りは絶妙だと感心した。
小屋でゆっくり休憩した後は、大岳循環ルートの南にある広い沢を下った。初日はルート通り狭い沢を下ったので殆ど滑ることができなかったが、こちらの沢は広く、楽しいツリーランを楽しめた。
ツアーは初めてという人達もいたが、そこはSIAのメンバー。下りは速い速い、其田さんが途中でルート確認のために止まって集めるが、あっという間に酸ヶ湯へ降り立った。
後でGPSのログを見たが、登り・下りとも絶妙なコース取りに感心しきりであった。
このレポートの、
『ツアー情報→コースマップ』
にログを掲載しておいたので参考にして欲しい。