北八ヶ岳/メルヘン街道〜白駒池往復/BCクロカンスキー

内容
大村さんをpicupし、中央道を茅野目指す。R299(メルヘン街道)に入り別荘地辺りまで上がるが、周りにも道にも雪がない。2日前に麦草荘に確かめたところ「雪は少ないが、国道~白駒池はスキーで歩けます」と聞いていたが心配になる。
9時半ゲート着。流石にゲートの先は雪道でホッとする。試しに歩いてみるとガリガリと硬いがウロコは引っ掛かりそう。支度を整え予定より1時間遅れで出発。ゆる~い登りだが長~いメルヘン街道をひたすら麦草峠目指す。途中の日向木場展望台からは曇り空ながら北ア~御岳・中央・南アと大展望が望め癒される。この辺りから雪質も良くなり気持ちよくスキーを滑らせる。両脇の森のカラマツにはサルオガセが垂れ下がり神秘的。こやつ、寄生植物のようだが、大気中から水分を吸収し、養分は光合成のみという、崇高な生き方をしている苔だそうな… 
歩きに飽きたころ麦草ヒュッテが見えた。一休みしたかったが、時間が押しているのでそのまま白駒池へ。国道を外れると山道。幸いスノーモービルが道をつけてくれてあり歩きやすいが、ちょっとした上り下りがあるのでここからシールをつける。30分ほど進むとやがて左手に陽光に輝く真っ白な白駒池が姿を現した。「すご〜い!」大村さんの声が全てを言い尽くしている。風も弱く青空が広がってきたので、日の当たる湖面に掘りごたつを作り、日向ぼっこしながらのランチタイム。銘々の行動食にホットサンドとコーヒーでお腹も暖かくなった。もっとのんびしたかったが、すっかり予定時刻を過ぎている。少し湖面を散歩して引き返すことに。まあ、国道沿いなので暗くなっても迷うことはないが、太陽が沈むまでには車に戻りたい…小さいころ読んだイソップ物語?に、そんな話があったなぁなどと考えながら、行きにつけた自分のシュプールをたどった。