詳細レポート '24/07/27

第1日目('24/07/27)

 8時、尾高高原キャンプ場の駐車場に集合。当初は7名の参加予定であったが、諸事情により集まったのは4名。8時半、準備を整え出発。キャンプ場内の舗装道歩きはクッションの乏しい沢靴には応える。「ちょっとの距離だから」と自身と仲間を鼓舞し20分ほどで「魚止滝」の標識。本当の入り口はもうちょっと先であったが、早々に沢に降りてしまい、河原を歩くことに… やがて最初の「魚止滝」2段7m。ここで入渓準備。前回フェルト底でも滑ったのでモンベルの沢タビ+ワラジ、お嬢2人はなんと地下足袋にワラジ(それも手作り!)。ワラジは最強だが、強度には課題が残る。
 さて、行くか…いきなりのシャワークライミング。まだ体が慣れていないので、ロープを固定して、クレイムハイストで全員直登。しょっぱなからずぶ濡れ…の方が、涼しくて濡れる覚悟ができて良い。再び林道に戻り、スリット堰堤から再入渓。すぐに小滝の直登。その後も次々に出てくる小滝を時には胸まで滝つぼにつかりグイグイ乗り越えていく。やがて第2のメイン「女郎滝」。手前の滝とつなげると3段で10mを超える。手前の滝は滝身の右から超え、女郎滝は落ち口の大岩にあるクラックにカムとナッツを噛ませてロープを固定し、楽しく直登。藤原谷を左に分け、いくつか小滝を超えていくと出渓地点。途中ロープ固定等をしていたので大幅に予定時刻を超えてしまった。ここで装備を解き、フェルト靴と地下足袋の3名はアプローチシューズに履き替える。
 まずはざらざらの支尾根を立ち木頼りに20分ほど攀じ登り東尾根に出る。あとは踏み跡とテープを目印に尾高山目指し、ひたすら歩く。ブナ林で日差しは避けられるが、今日は気温も高く無風でサウナ状態… おまけに、下見時はノンストップで歩いたので存在に気付かなかったが、今回給水休憩で止まった時に靴に這い登るヒルを発見!花崗岩のザレ道で居ないと思っていたが、やはり居たか… 疲れ切って駐車場に帰り着いた2名の足からは3ヵ所赤く血が流れていました。「行きは良い良い、帰りは怖い…」

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