詳細レポート '24/07/08
第1日目('24/07/08)
梅雨の晴れ間、三重県の連日全国最高気温一位から逃げるように渓流遊びに。気になっていた焼合(やけごう)谷目指す。朝明はよく来ているが、尾高方面は初めて。
登山者用駐車場に車を置き、立派なキャンプ場を抜けると入渓地点。堰堤に挟まれるように「魚止滝」2段8m。ど真ん中をシャワークライミング出来そうだが、結構な水量に負けそう。今季初めてで慣れてないこともあり、右側を攀じる。落ち口に恰好のピナクルがあるので、次回はロープを張って豪快に登りたいものだ。
一旦林道に戻り巨大なスリット堰堤をくぐって再び入渓。明るい花崗岩の沢に2〜4mの小滝が連続する。一見?と思える滝も弱点を探し突っ込んでいくと面白いように越せる。楽しい沢だ。2時間弱でくの字に7m落ちる「女郎滝」。ほぼ瀑水右をシャワークライミング。ここも落ち口の巨石に程良いクラックが走り、ロープが張れそうで遊ぶには最高。藤原谷を左に分け、様々な小滝を超え、更に1時間で出渓点着。ここで全体の2/3。上流にも滝は続くが、ほとんどのパーティーはここまでで切り上げている。
3時間登り続けさすがに疲れたので私もここまでとし、装備を解く。今回は蛭除けにパンストが良いと聞いたので、途中のスーパーで買って履いてみたが、結局蛭は出ず、効果を確かめることができなかった。また、結構磨かれた花崗岩にコケが乗っているのでフェルト底でも滑る。次回は草鞋にしようと思った。
踏み後を辿り支尾根を攀じること20分、釈迦ヶ岳の東尾根に出た。あとは気持ちの良い自然林の中を下るだけ。といっても地図では点線コースなので慎重にルートファインディングしながら尾高山へ。最後は硬い舗装道に閉口しながらキャンプ場を抜け車に戻った。