仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳/ベースキャンプ登山

内容
朝起きると膝の痛みは消えている。まあ、登れる所まで行くか… 余裕をみて5時半発。
まずは仙水小屋目指す。谷は石楠花の群落が点在。もう少し早い時期に来れば綺麗だろうな… 上流部はガラ場が続く。ペンキは一切無し、赤テープが数か所だけ。濃霧だと迷いそう。昨日の疲れからか、余りピッチが上がらないように思ったが、予定通り3時間で駒津峰着。
いよいよ花崗岩で白く輝く甲斐駒が要塞のように聳えている。クライミングしたくなるような六方岩を過ぎると分岐点。直登コースはルートファインディングに時間がかかりそうとパスするつもりでいたが、前の登山者が躊躇なく登って行く。見るとペンキ印もしっかり付いているし、鎖も新しいそう…ということで直登コースを進む。前半は岩稜。鎖はあるが岩登りの基礎がないと苦労しそう。後半は花崗岩のザレをペンキを追って登っていくと山頂に飛び出した。写真を一通り撮ったあと岩陰で大休止。ここまでは予定通りだ。 ザレ場を下り摩利支天の分岐点。地図では往復20分になっている。ガスってきたが折角なので往復するが40分近く掛かってしまった。昨日の疲れからかあまり行動食が食べられてない。この辺りからそれがブローパンチの様に効いてきた。ペッチが上がらず一歩一歩ゆっくりゆっくり…双児山コースの長かったこと長かったこと…左膝の痛みに耐えて、予定より1時間遅れてBC着。10時間超えの長い一日だった。