詳細レポート '25/02/27〜'25/03/01
5:40家を出て、中津川〜藪原経由で10:15乗鞍高原着。
急遽飛び入り参加の鎌田familyと、早速乗鞍トレイルへのゲートをくぐって、白樺の径を一ノ瀬園地目指す。さすがにトレイルはアップダウンがあり、ハーフシールを貼って園地入り口まで。
ここからは広大な一ノ瀬園地の雪原が何処までも続く・・・ディーゼルもパブロも、リードから解き放たれ大喜びで駆け回る。パブロははしゃぎ過ぎて一時行方不明に(笑)。鎌ちゃん必死に探し回り、30分程してようやく合流〜!後はノンビリ乗鞍岳を仰ぎ見ながら、まいめの池〜ツツジ園〜大カエデとシュプールを伸ばす。スノーシューのトラースが何本かあったが、それより圧倒的に獣のトレースの方が多い。ここは野生動物たちの暮らす領域なのです。
パブロも疲れてきたようなので、大カエデ辺りから来た道を引き返すことに… 紺碧の空に輝く乗鞍岳を眺めながら、気ままに歩き回れる一ノ瀬園地、BCクロカンに最高です!
今日は曇り予報。予定通り乗鞍岳BCスキーに。
やまぼうし駐車場に車を置き、リフト3本を乗り継いでゲレンデトップに立つ。準備を整え10:30登高開始。最初の急登がキツイ…あとでYHのお父さんに聞いたら、右の林間にルートがあるとか。行く前に聞いとけばよかった〜。2番標識で一休みし、正午に6番標識に着いた。2021年に雪崩れた急斜面下は出来るだけ左の低木帯を通過し、いよいよ森林限界を超える。
出来れば肩の小屋下のバス停辺りまで行ってみたかったが、昼前から雪が降り始め、時間とともに風が強まってきた。エコーラインと交差する2500m辺りまで来たが、増々風が強まり地吹雪で視界も利かない。時刻も午後1時になったので今日はここまでとし、下ることにする。
位ヶ原は雪が風で飛ばされ硬く、シュカブラに板がとられ、なかなか思うように滑れない。樹林帯に入りようやく雪も柔らかくなり、6番上の急斜面〜5番辺りがやや重いパウダーで気持ちよくターンができた。その後は雪が硬く荒れているので、アルペンターンを交えて、どうにかゲレンデに辿り着いた。ああ、ゲレンデはなんと滑りやすいことか・・・(笑)。
今年から無人になった三本滝レストハウスで休憩。2階は解放され、食事は冷凍&フリーズドライのランチやラーメンが販売され、ポットのお湯と電子レンジが置かれている。まあ、山屋には充分である。ゲレンデで何本か滑り、湯けむり館で冷えた体を温めて、YHに戻った。
朝から快晴。風も弱く一昨日より暑くなる予報。ゲレンデスキーも良いが、一ノ瀬園地へのアプローチが気になっていたので、BCクロカンを楽しむことにする。
YHのお母さんに別れを告げ「乗鞍BASE」へ。施設は休業しているが、第1駐車場だけは一部きれいに除雪してある。車を置きサイクリングロードへ。駐車場から一度もアスファルト道路に降りることなく、車が十分通れる幅の雪道を一ノ瀬園地目指す。白樺林の中のゆる〜い登りを乗鞍岳を仰ぎ見ながら辿ること1時間で、園地入口の「カフェ・一の日」に着いた。
今日はTシャツ+ミドルレイヤー1枚でも汗をかく位暑い。一昨日歩き、おおよその地形と方向が分かったので、今日はいくつかの目標地点を決め、直線的にスキーを進める。園地を右回りに一周。前半は広大な雪原を乗鞍を眺めながら自由に闊歩。後半は林の中のトレイルを辿る。正午過ぎ野営場に到着。ここでコーヒーとシフォンケーキでランチ。至福のひと時・・・
川や池も雪に埋まっているので、最後は大きくショートカットして「一の日」に戻った。帰りはちょっと大回りして、いがやスキーツアーコースをBASEへ。一ノ瀬園地へのアプローチは、観光センターからより乗鞍BASEからの方がオススメです。