詳細レポート '24/04/24〜'24/04/26

第1日目('24/04/24)

雨時々曇り
扇沢から登ったが、天気も良くなく、その割には外人観光客が多くて、アルペンルートは大混雑。
乗り継ぎは比較的スムーズで、早く室堂まで到着できた。
しかし、天気は相変わらず良くない。
室堂山荘で昼食を食べ、回復を待った。午後1時前に少し止み間が見えたので、とりあえず室堂山目指して登り始めた。
でも、ガスも出て来て視界は悪い。しばらく登ってみたが、ガスに撒かれてホワイトアウト筑前になってしまった。
見えなくなるのは嫌なので、半分ほど登って諦めた。
シールを剥がして滑り出したが、ターンしようとすると、水を大量に含んだ腐れ雪に足を取られた。
殆どスキーにならない状態で、コテンパンにやられ、ほうほうの体で室堂山荘へ逃げ帰った。

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第2日目('24/04/25)

2日目は晴れた。
朝から快晴で絶好の登山日和に見えた。勇んで出発。 朝の硬めの斜面を一ノ越まで登った。
この日の目的は浄土山。
一ノ越からは強風に晒された。夏道は少し凍っていて、狭いので南面の雪渓伝いに登った。
しかし、風はいよいよ強く、立っていられない程になった。強風に吹き付けられてガスも次第に濃くなった。
浄土山の頂上手前の傾斜の緩んだ所で、撤退を決めた。
一ノ越の下まで何とか滑り降り、山崎カール下へ向けてトラバース。ここへ来ると風も収まり、時折ガスも切れて眩い青空が出る様になった。
早い雲の動きを縫って、ブル道目指して滑り降りた。
降りるに連れて少し緩んだが、この斜面は適度に硬く、概ね楽しく滑ることができた。
ブル道からは、淡々と歩き続けて室堂山荘へ着いた。 浄土山を目指したが、立っていられない程の強風に負けて、山頂直下で撤退。 ガスも出てきたが、合間を狙って山崎カール下の斜面を楽しく滑りました。

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第3日目('24/04/26)

最終日。
昨日と同じく、素晴らしい朝だった。しかし、風は弱く雲の動きもゆっくりしている
昨日同様、一ノ越まで登った。朝なので、雪は少し硬めで一ノ越手前の最後の急斜面は少し緊張した。
左に大きく回り込んで一ノ越山荘前に到着。
昨日と打って変わって、風も穏やか。御山谷は既に陽が照っていて雪も適当に緩んでいた。
小屋の前からドロップ。楽しい大斜面だ。
雨溝を横切る時は飛ばされもしたが、兎も角楽しいロングランだった。
大岩まで滑り、大休止。大岩付近は雪が多いのか、いつもより岩が雪に埋もれていた。ゆっくり休んで御山谷の雄大な景色を楽しんだ後は、シールを貼って一ノ越まで登り返し。
いつもながら最初から小屋が見えているのに中々近づかない。結構辛い登りだ。
一ノ越からは登路沿いに暫く緩んだ雪を楽しんでターンを繰り替えし、後半はひたすら斜滑降で室堂山荘を目指した。
室堂山荘で休憩をし、荷物をまとめて室堂BTへ。
BTに近ずくにつれ、観光客が増えてきた。帰りのアルペンルートも、「これまでか」と言う程のスシ詰め状態。この後のGWはどうなるのだろうかと、心配になる程だった。黒部ダムの修行を越えて、電気バスで扇沢へ戻った。
下界は山桜が満開、新緑も美しい山の春で、汗ばむ程の陽気だった。

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