裏比良・明王谷/沢登り

内容
 大曾根7:30発。湖北回りで向かうも、早々に一宮手前で渋滞に引っ掛かり時間ロス。予定より1時間遅れて坊村から明王谷の林道に入る。今日は曇り空で涼しく暑さは気にならないが林道のアプローチが結構長く辛い。
 1時間歩いてようやく林道終点。エネルギー補給をし装備を身に付けて、更に登山道を10分ほど辿り徒渉地点から入渓。
 しばらくは滝らしいものはなく岩伝いに遡る。50分ほどで25m布ヶ滝を懸ける白石谷出合。花崗岩の一枚岩に懸る滝で美しい。ここからいよいよ滝の連続となり楽しめるはずだが、連日の大雨で水量が半端ない。楽に直登できるはずの小滝も水圧に負けそうになり、何度がお助けロープを出し合う。入渓から50分、メインの2条2段18mの大滝。既に2パーティーが取り付いている。本来は中央凸角を快適に登れるはずであるが、2箇所横切る滝身の水量が凄いのと、濡れて苔むしているので我々も迷わずロープを出す。待ち時間が寒くて辛い。全身スプ濡れで突破。震えながら少し進むと目の前に2条の夫婦滝が堂々とした姿を現した。ここが出渓点。滝見道から御堂に上がり、遡行終了。
 後は白滝谷沿いの登山道を坊村へ下るだけ。が、道も荒れ気味で岩が滑り這う這うの体で坊村に辿り着いた。
 今夜は朽木オートキャンプ場でキャンプ。パーク内に温泉もあり、疲れをいやし、夕食はおかず4品と途中仕入れた名物の「鯖寿司」。これがまた美味しかった。