立山・室堂及び周辺/春スキーツアー

内容
朝一番の電気バスで入山。
一の越までは多くの登山者やスキーヤーに交じって、登った。天気も良く、奥大日岳から立山周辺多くの山々の展望を楽しむことができた。
一の腰からは、いつもの通り大岩まで滑ったが、雪はアイスバーン、クラスト、腐れ雪と千変万化。いずれも手強くて滑るのに苦労した。大岩が近づいた辺りからはザラメ雪になって楽しく滑れた。
帰りは、黒部湖方面にも心惹かれたが、久しぶりでもあり、ちょっとビビったので、そのまま一の腰まで登り返した。
登りの途中で、天候が変化。やがてホワイトアウトになってしまった。
ホワイトアウトの中ではやはりGPSが役に立った。思っていたのとかなり違った方向に進んでいたり、現在地が分からなくなって不安になったりしたのだが、ルートを示してくれるので安心して進むことができた。
一の越からはホワイトアウトの中、しばらくは竹ポールを見ながらひたすら横滑りで降りた。
が、やがて霧は晴れ、視界が戻ってきた。
だが、日差しで溶けかけた雪は、霧と共にブレーカブルなクラストに変わってしまい、室堂BCまでまともに滑る事ができない状況だった。