礼文島〜利尻島/礼文島カヤックツアー〜利尻岳登山・利尻島バイク一周

内容
 ラッシュガードのままシュラフで寝てたら、夜半過ぎ寒さで目が覚めた。ジオライン、フリースに着替え、シュラフカバーを追加。さすがに北海道の夏。
 コーヒーとパンで朝食を済ませ、準備を済ませて7:30。丁度ウニ捕りの漁船が帰ってくる時間なのでやり過ごし、浜の人たちにお礼を言って西上泊を後にする。
 先ずは澄海岬の向こうの入り江へ。海底まではっきり見える透明度。茶色の断崖と何とも言えない海の深いブルーのコントラストに息を呑む。入り江を出るとロックガーデン。周りの海崖は、海鳥のコロニーになっていて、近づくと喧しいこと…。
 いよいよ北端の灯台が見えてきた。スコトン岬と思っていたが、どうやら先のトド島の灯台らしい。じゃあ、この浜が西海岸最後の浜?ということで上陸して岬まで歩くことに。10分ほどでスコトン岬。土産物屋があったので覗いてみるが、ウニは高すぎて手が出ない。キーホルダーを土産にする。おっと、木製カヤックの3人組が真っ直ぐトド島目指していく。海は穏やか、ちょっと行ってみたい気にもなるが、遅くなれば風も強まる。
 今日の予報は東のち南西の風4~5m。風が南に振るのを待って出艇する。岬のロックガーデン、楽に行けそうに思ったが結構狭い。行きつ戻りつでどうにか抜けた。小島の間を抜け、東に回り込んで船泊湾へ。南風になったので向かい風が結構ある。防波堤から防波堤と繋いでいるうちに湾内に入り波も穏やかに。1時間以上漕いだので浜中のテトラの端の砂浜に上がる。綺麗な波打ち際…そういえばどの浜にもゴミがない。打ち上げられた海藻だけ。
 さてあと少し、のんびりと最後を楽しむとするか…Googleアースで狙った上陸ポイントも見つかった。と、行く手の無数の岩礁が突然「グワッ、グワッ」という鳴き声と共に動き出し、水しぶきを上げた。なんとゴマフアザラシの群れ。お昼寝を邪魔してゴメンナサイ。最後に素敵にプレゼントを貰って、無事大備の浜に上陸して楽しかった2日間の船旅を終えた。
 歩いて10分でキャンプ場着。カヤックを回収して洗艇、洗濯、テント設営。あとは温泉で潮を洗い流し、SEICOストアで夕食買って、おたるワインで乾杯だ!