鍋倉山/山スキー

内容
曇のち雪
天気予報では午後から雨となっていたが、結果的にはそのとおり。
前日は北面の斜面をターンを繰り返して登ったため時間が掛かってしまったので、早めに尾根に取り付くことにした。
南東面のダイレクト尾根の1つ北側の小尾根から登った。
登りはやはり尾根の方が、精神的にも楽だった。
東面のボールを眺めながら登ったが、結構楽しそうだった。
登頂後はダイレクト尾根からボールにダイブ。予想に違わず軽く楽しいパウダーだった。
しかし、下るにつれて次第に雪は重くなった。降り来る雪も激しくなったが、それ以上に重たいベタ雪に変わってきた。
ボール(沢)を下り続けたが、先方にゴルジュが見えてきたので、スキーヤーズライトの尾根に取り付いた。
この頃には雪は水を含んだ春先の様な超重雪になっていて、スキーは縦にも横にもずれない状況でのラッセル修行だった。
最後は無理矢理沢の出合(立ち入り禁止の山小屋)付近に降りて、帰った。
後でGPSのログを見ると、沢を下まで降りるのではなく、途中でスキーヤーズレフトの尾根に上がって北面の沢を目指した方が良かった様に思われる。
温井の集落に着く頃には完全に雨になって、ずぶ濡れ状態。
出発時に結構止まっていた車も殆どいなくなっていた。皆さん、さすがに天候を予見して早めに撤退したと思われた。