薬師峠〜雲ノ平〜読売新道〜黒部ダム/縦走

内容
ガス後晴れ。
雲が低く垂れ、ガスが流れる。今朝も雑炊は食べられた。双六までは行けるかな・・・ 
ドッシリ濡れたテントをザックに詰め込み三俣目指す。途中スイス庭園に立ち寄るが視界は効かず雨が当たり出した。が、雲は薄く、じきに雲底が上がって水晶や鷲羽が見えてきたのでそそくさと雨具を脱ぐ。
祖父、鷲羽を緩やかに削って流れる黒部源流を見降ろしながら下り、渡渉点へ。橋はなく虎ロープ一本。難なく渡って三俣山荘に登り返す。山荘の展望食堂。お目当てのソーメンはない。大好きな「オムライス」を衝動的に注文してしまった!ムーリーと思ったが、好きな物は喉を通るもの。一皿食べきって俄然力が湧いてきた。
残雪とお花畑、水か滔々と流れるテン場を(ここも一度は泊まってみたい・・・)突っ切って三俣蓮華岳へ。わずかな登りで分岐点。2年前は元気に稜線をたどったが、今回は迷わずトラバースルートをたどる。雪渓とお花畑がずっと続くステキな道。花や景色に気を取られているうちに双六着。
テン場は少しガスもかかり、風もあって過ごしやすい。双六小屋は7時まで外食堂が開いているので、夕食もOK。しかし担ぎ上げた食料を少しでも減らそうと、たらこスパを作るが喉を通らず、カップヌードルの夕食に。