ニセコ・積丹方面/春スキーツアー

内容
羊蹄山
快晴。風は普通か?
羊蹄の登りは長い。本来なら早めに出発しなくてはならないのだが、宿で他の宿泊客などと話していて、遅くなってしまった。
ダメ元で真狩へ向かった。羊蹄山の登路は、半月湖(倶知安)・真狩・喜茂別・京極と4つある。
今回は、比較的早く雪上に出られそうで、上部の斜度も比較的緩い真狩ルートを選んだ。
以前にも、このルートから登頂したことはあるし、途中までなら数回登ったこともあるからだ。
しかし、今年は雪が少ない。いつもなら野営場を過ぎて直ぐにシール登行になるのだが、2合目近くでやっと雪の上に立つことができた。
下部のコブは完全に夏道になっていたのだ。
その後はしばらく淡々とした登りが続く。いや延々たる登りだ。
6合目を過ぎて、尾根を乗り越えてしばらく進むと8合へと続く雪面になるのだが、その手前で心が折れた。元より出発が遅かったこともあり、このまま登っても山頂には届かないことが分かってしまったのだ。
季節は春なので、日は長いので頑張れば何とかなったかもしれないが、暗くなって下山するようなことは、ちょっと嫌だったのだ。
と、言うことで早めにタイムアウトを宣言して、下山することにした。
6合目のバーンは楽しく滑れた。しかし、尾根を越えた下は下生えの藪がかなり煩かった。時々下生えや笹の罠にスキーが掛かって転倒したりしてしまった。
ウッドホールも結構大きくて、慎重な滑りを要求されたりした。
最後の1ピッチはスキーを外して担ぎで下山した。