栂池周辺/春スキーツアー

内容
かなり早いゴンドラに乗ることができた。ロープウェイの駅で、身支度を調え、シールを貼ってスタート。
ここで1名ビンディングのトラブルで少し出遅れた。道具は予め十分点検・確認をしておきたいと思った。
天狗原までは、いつものように汗だくの登り。パーティも多く、トレースの心配もなかった。
天狗原で長めの休憩を取り、山の神尾根を目指した。尾根の上に乗って覗くと、親沢にもかなりのトレースが付いているのが見えた。(一瞬後悔して、途中から親沢に滑り込もうと考えた程だ。)
山の神尾根のコースは細かいアップダウンが続いた。雪も重くて消耗した。主に北面で時々楽しい雪も現れたのだが。
赤倉山の尾根の分岐は広くて分かりにくかった。先行パーティのトレースが赤倉山に向かっていたので、我々もしばらく付いて行ってしまった。
赤倉山手前のコル付近でやっと方角がおかしいことに気がつき、尾根をトラバース気味に巻こうとしたが、斜面が急になってきてしまい、登り返すハメになった。
最後は尾根を離れ、黒川沢に入るのだが、この沢の下りが酷かった。雪も悪かったが、トレースが縦横に付いていて、ルートがままならなかったのだ。また、降りきったところで堰堤を越えるのに手こずってしまった。
いつもは右岸から越えるのだが、左岸沿いが滑りやすそうに見えたので誘い込まれてしまった。オマケに後から来たボーダーが堰堤の中央の柵を滑り抜けるのを見たため、一旦降りてしまったことも時間とエネルギーを消耗する原因だった。
何回も試行を繰り返して、何とか白馬乗鞍スキー場に降り立ったが、予定を1時間以上オーバーしてしまった。